下妻市立高道祖小学校
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注文の多い料理店を学習して

児童の読書感想

宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」を読んだ児童の感想です。

すきな場所

どなたもどうかお入りください。決してごえんりょはありません。

わたしは一つめの注文が書いてあるドアはいったいどんなところなのか想像すると楽しいです。だからその場所がすきです。

わたしは,青い塩つぼが置いてある場所がすきです。どうしてかというと,二人のしんしはやっとこの場面で山猫軒にだまされていることに気づくからです。あわてているしんしの様子がおもしろいです。

すきな注文

料理はもうすぐできます。十五分とお待たせはいたしません。すぐ食べられます。早くあなたの頭にびんの中のこう水をよくふりかけてください。

わたしは,十一番めののところの意味がすきです。二人のしんしは「食べさせてくれる」と思っていて,山猫軒の言っている本当の意味は「しんしを食べてやる」という意味なのがおもしろいです。

いや,わざわざご苦労さまです。たいへん結構にできました。さあさあ,おなかにお入りくだい。

すきな注文は,十三番めの注文です。おなかには「お部屋の中にお入りくだい」と,「おなか(腹)の中に入ってください」の二つの意味があっておもしろいです。

二人のしんしの会話

「どうもおかしいぜ。」
「ぼくもおかしいと思う。」
「たくさんの注文というのは,向こうがこっちへ注文しているんだよ。」
「だからさ,西洋料理というのは,ぼくの考えるところでは,西洋料理を,来た人に食べさせるのではなくて,来た人を西洋料理にして,食べてやるうちと,こういうことなんだ。これは,その,つ,つ,つ,つまり,ぼ,ぼ,ぼくらが・・・・」
「その,ぼ,ぼくらが,・・・・うわあ。」
「にげ・・・・」

なんでも自分の都合のいいように解釈してしまう二人のしんし。二人のしんしは,山猫にだまされていたことにようやく気づいてこわくてふるえだします。「注文の多い料理店」の物語のなかでいちばんおもしろいところです。

おもしろい動作

二人のしんしが山猫に食べられそうになって,がたがたふるえている様子と,山猫の親分が舌なめずりをして料理された二人のしんしを待っている様子が対照的でおもしろいです。

「注文の多い料理店」が教えていること

いろいろな注文が出てきて,いそがしそうでそわそわしながら読んでいきました。読んでいくとおもしろくなってきて,
「そういうお店が本当にあるのかなあ。」
と,思うようになりました。二人のしんしのくしゃくしゃな顔を思いうかべてもおもしろいです。

きっと,宮沢賢治さんは「注文の多い料理店」の物語を通して,わたしたちに命を大切にして,思いやりのある人になってほしいと伝えたかったんだと思います。この物語が大すきになりました。